商品内容:・PlayStation2専用ソフト「召しませ浪漫茶房」に出演した
声優陣によるオリジナルドラマ「それはとある食月の週末」と、
ゲーム中に流れるBGMを収録しCD化。

・ボーナストラックとして、出演声優陣からのコメントを収録。
・熊野秀樹が歌うオープニング曲、エンディング曲のフルバージョンを
 収録。

出演声優:森久保祥太郎/置鮎龍太郎/岡野浩介/
       矢薙直樹/竹若拓磨

発売元:株式会社ティームエンタテインメント
発売日:2004年11月17日
価格:2,940円(税込)
仕様:12cmCD 1枚組
商品番号:KDSD-00055
POSコード:456214421049
4



商品内容:「召しませ浪漫茶房」をあらゆる角度から楽しむための
ビジュアルファンブック。
キャラクターページでは、ビジュアルをふんだんに用いて恋愛
エピソードを丹念に追い、物語、世界を誌面でじっくり追体験。
「お菓子作り」と「恋愛」の両面から攻略を徹底的にガイド。

発行:株式会社エンターブレイン
発売日:2005年2月下旬
価格:2,415円(本体2,300円+税)
ISBN:4-7577-2067-X
判型:A4




キャラクターデザインと原画を担当させていただきました、佐木田すいと申します。
和菓子に着物、幕末と、どれも大好きなもので、大変楽しく描くことが出来ました。特に衣装は、一時期、着物デザイナーになりたいと思っていたこともあるくらいなので、柄を描く作業が非常に楽しかったです。ゲーム画面では、テキストに隠れたりしてあまりよくわからないかもしれませんが、そういう部分も少し気にして見てもらえると嬉しく思います。

今回は登場人物の数も多く、老若男女、様々なキャラクターを描きました。シナリオ担当の砂原さんの書くキャラクターは皆とても魅力的なので、どんな表情を出そうか?と(一応指定はあるのですが)いろいろ考えるのが楽しかったです。特に今回のメインキャラは、それぞれに抱えているものがありますので、表情からもいろいろな感情を感じ取ってもらえれば…という気持ちで描きました。

お菓子作りは楽しいと思います。採取に栽培に経営にと、やることがたくさんある上、男の子とハッピーエンドを迎えるためには様々な障害がありますが、どうか頑張っていただきたいです。そして、ゼヒゼヒ最後の最後まで見ていただきたいなと思います。

最初に「江戸風茶屋ものでお願いします」とお話をいただいたとき、おもわず36ポイントくらいの大文字で(font size=7 でもよし)
「は?」と聞き返したくなったのもすでにいい思い出となりつつあります。
おかげさまで、我が家には和風小物や江戸時代の資料本がひっそり増えました。
知識が増えるのは喜ばしいことですが、お、置く場所が……。
とはいえあくまでもパラレル異世界、なんちゃって江戸時代風ですので「江戸時代にこんなものあるわけない」などとは言わないでやっていただけると助かります。いやあ、私がいちばんそう思っていますし……。

何人もの力と努力があわさって、『召しませ浪漫茶房』というひとつのゲームが完成しました。
誰かひとりでもプレイしてくださる方のお気に入りが見つかればいいと、そしてそのキャラとのコミュニケーションを楽しみつつ萌えや幸せな時間を見つけていただければと、そう願っています。




長時間の収録お疲れ様でした。
さて、収録を終えた今のご感想をお聞かせください。

あまりやったことのない世界観で、楽しかったです!

今回演じられた「暁尚」はどんなキャラクターだったのか、
森久保さんの視点で教えてください。

割と固い奴です。実直で、うぶで武術馬鹿でそっちにはすごく長けてるんですよ。それでいて学業も主席取るくらい成績がよくて。でもそれはついでという感じですね。あくまでも武術のことしか頭にないというタイプです。

「完璧」みたいな感じがしますね。
そうですね。文武両道で素晴らしいです。でも女の子にかんしては、ちょっとうぶな部分もあるんです。それはあまり恥ずかしがって、外には出さないでクールを装っているんですけどね。

森久保さんが演じられた「暁尚」のストーリーはどんなストーリーですか?
固い武術馬鹿な感じの暁尚がですね、千歳ちゃんというあっけらかーんとした全く違ったタイプにはまって、その魅力に引かれていくストーリーがあったりします。

得意の武術を披露するシーンはありますか?
披露するシーンは特になく、稽古のシーンくらいですね。酔っ払いを相手にするシーンはあるんですけど、ちょっとトンって一撃でやっつけちゃうぐらいで、戦ったりすることはなく・・。演劇アクションもあるかと思ったんですけどね。

それは、もったいないですね。
まあ、そこはユーザーさんの想像の世界で楽しんでいただくということで(笑)続編でもやっていただけたら、披露するシーンをという感じですね。

「暁尚」というキャラクターを演じられて、ご自身と比較されて何か共通する部分とかはありましたか?
身長も年齢も大分違いますからね。性格的なのも。僕は一つの事を色々広く浅くやっちゃって、一つの事にぐーっと深く執着する事ができないんですよ。興味のあるものには何でも手を出しちゃうので(笑)だから性格は近くないです。でも絵をぱっと見せてもらった時にとても近寄り易かったですね。たまに「俺どういうキャラクターでやればいいんだろう」っていうのがあるんですけど、とてもストレートなキャラクターなのでそういう意味ではやり易かったっていう感じだったのかな。性格とか羨ましいですよね。武術にがーっとのめり込んで、背筋がぴーんとしていて、地に足が着いてて非常に羨ましい。こういう男になりたいなと、最近はそう思いますね。

演じられて面白かった点、苦労した点などがあれば教えてください。
最初ストーリーがクールな感じでずっと進むのですが、話が進むにつれて千歳との関係が色んなシチュエーションに分かれて来るんです。好感度が良かったり悪かったり、恋人モードになったりとか、そういった部分を極端に演じて!と指示を頂いたので、それがクール一辺倒じゃなくて、色々崩せて色んなバリエーションを出せたって言う点が楽しかったですね。途中でちょっと不安になっちゃって、「大丈夫ですか?」って伺っちゃったくらいなんですけど(笑)特にそんな苦労はなく楽しくできましたよ。

今回、乙女ゲームという女性向けのジャンルのゲームとして発売されるのですが、
乙女ゲームに登場するキャラクターを演じられる上で意識されたことはありますか?

ユーザーさんを意識してということはあまりないですね。あくまでもドラマの中でどう生きるかで、セリフの作りとして女の子向けに喜んでもらえるようなセリフの作りのときはディレクターさんから指示頂いた通りにやりますけど、僕的には色んな方に楽しんでもらえるということを意識しますね。

今回、「暁尚」が森久保さんの前にひょっこり現れたらどんな関係になりそうですか?兄弟とかはどうですか?
兄弟は嫌ですね〜(笑)親友まではいけないけど、仲間にはなれそうですね。バンドの仕事ですとか、舞台をやったり・・。僕はライブをやるんですけど、そういう一緒にやるっていう仲間としては非常にやってみたいタイプですよね。

それはなぜですか?
すごく色んな物事について口出さないし、手もあんまり出さない、ギャーギャー言わないにしても、しっかり冷静に、色んなことを常に考えてくれてるタイプだと思うので。すごく、そういう人と一緒にモノを作ったりするの楽しそうだなーって。自分にないものをすごく持ってるキャラクターなんで、仲良くなりたいですよね。

「暁尚」は千歳にとって恋の対象になりますが、千歳についてはどんな印象を持たれましたか?
そうですね〜、かわいいけどなー。こういう子に弱いんですよ、僕(笑)

千歳とは逆にしっとりした女性のほうがお好きですか?
そうしていて下さったほうが。こういう子にはすぐ謝っちゃうんで(笑)でもだから僕がそういう人がタイプじゃないとかではなく、恋愛の対象になるか分からないですけど、一緒にいて楽しいタイプの友達ですよ絶対!誰かに「何よー!」って言ってるのを見てるのは、すごく面白いなーと。いい友達にはなれそうですよね。恋の対象には・・・?(笑)(設定資料を見ながら→)あ、でも気丈っていいですね。人見知りしないで気丈っていいですね〜。ハキハキしてるっていうのもいいですね〜、ん〜、情に弱い・・・いいです。割と頭の回転が速い・・・いいですね〜。セリフ読んでても「おいおい」っていうようなセリフが多いんですよ。彼女の行動に対して、「ん〜、参ったな〜」っていうタイプの子かなーと思いました。

ところで、主要キャラクターは全て和菓子にちなんだ名前が付けられているのですが、
森久保さんは、和菓子はお好きですか?

和菓子ね〜、あんまり食べないですけど。

特に甘いものが駄目というわけではないのですか?
甘いものは好きなんですよ。僕チョコレート大好きで、アーモンドチョコがすっごい好きなんです。和菓子はあんまり食べたことないし、よく知らないだけで食べないと思いますよ。でも和菓子は見ててもきれいだし、興味はありますよ。

今回千歳は和菓子屋さんを経営するのですが、
森久保さんがもしお店を経営できるという状況になったら何屋さんをやってみたいですか?

バーをやってみたいですね。でも役者がバーをやると必ず失敗するっていうジンクスがあるみたいです。後輩とか来ちゃうと「金はいいよ」って気前良く飲ませちゃったりして。僕は自分も飲んじゃいそうだし(笑)あとはラーメン屋さんかな。よくテレビで「行列のできるラーメン屋さん」とかって特集してますよね。ああいうのを見てると「企業秘密です」とかって何が入ってるか教えてくれないから、最近すっごく興味があるんです。自分のオリジナルのラーメン作ったら面白いなって。最近料理っていいなーって思ってるし。

ちなみに得意料理ってありますか?
パスタですね。ミートソースが結構評判でした。あと、ツナの缶詰を使ったパスタが手軽なんですよ。ツナをバターと醤油で炒めて、パスタの上に乗せて、大根おろしと海苔をかけて食べる。ぜひ、やってみてください!(笑)

プライベートでゲームはされますか?
仕事でやらせてもらったものはどんな感じにできてるんだろうって気になるのでやってますけど。進まないんですよ〜。もうシュミレーション系になると、分からないんですよ。RPGとかはどこに行っていいか分からないみたいになって。だからすぐに結果の出るようなアクションゲームやテニスやゴルフのスポーツゲームのほうが好きですね。それにじっとしていられないんですよ。一箇所にいれないんです(笑)

収録中はずっと立ってアフレコをされていたと聞いたのですが、それも関係あるのですか?
そうですね、声が出やすいっていうのもあるんですけど。でも量が量ですから、座ってやればよかったって途中で思いましたよ(笑)

それでは最後に読者の方へメッセージをお願いします。
僕も個人的にこういう時代物がすごい好きなんですよ。だから、そういう意味でも楽しんでやらせてもらいました。和菓子屋で愛を育むって(笑)面白い設定でキャラクターもかっこいいし、可愛いし、素敵なので、僕もすごく出来上がりを楽しみにしてるんです。皆さんもぜひ楽しみにしていただいて、手に取って楽しんでいただけたらなと思います。





今回演じられた「架槻」とは、どういうキャラクターであったのか、
置鮎さんの視点から教えてください。

設定としてはガチガチで、融通が利かなくて石頭みたいなガリ勉さん。言葉もちょっと・・・多分、差別化するためにワザとだと思うんですけど、言いにくい言葉が多かったです。「〜〜するのだな」みたいな感じ。ちょっと俗世の人とは違うっぽい喋り方ですね。

眼鏡キャラはどう思われますか?
僕はデビュー作の役が眼鏡キャラだったので、思い出深いです(笑)

「架槻」のストーリーはどんな感じのストーリーなんですか?
ラブラブになったりするバージョンもあるみたいです。恋愛の具合によってラブラブだったり、そうでなかったりっていう程度で。ある程度ほんわかと言えばほんわかでしたね。何か遊園地みたいなところにいきました(笑)異世界とはいえ和風にしてあるので、僕の格好も書生の学生さんみたいな感じなんですけれども。で、主人公の女の子とバッタリ。道でぶつかって・・・みたいな遭遇の仕方をするんですけれども、実は・・・っていう。もっと遡るともっとあって・・っていうのがありますけど。

「架槻」というキャラクターを演じられて、ご自身と比較し何か共通する部分とかはありましたか?
こんなにバカ丁寧には喋らないのでそこは違いますけど、ちょっとカタブツといえばカタブツなところは若干似てるかな。あまり最初からフランクに打ち解けられないところとかは似てますかね。

女性に対してはいかがですか?
ダメですね(笑)全然そういうのはダメですね(笑)初対面から打ち解けるっていうのが全然ダメなので。

演じられて面白かった点、苦労した点などがあれば教えてください。
演じてる役のイメージもあると思うんですけど、こういう系統の役が多いんですよ、僕。ちょっとクールっぽい感じの硬い役っていうのが。自分はそういうのじゃないんで、全然。難しい言葉とかよく言うんですけど、今回も言い回しが普通じゃないみたいな。それがいつも・・・嫌ですね(笑)苦手ですね。あと、いただいた原稿の量はこれぐらいだったんですけど「あ、意外と無いかも」って思ってたら両面印刷で。「ダマされた」と思いました(笑)

今回、「架槻」が置鮎さんの前にひょっこり現れたらどんな関係になりそうですか?兄弟とかはどうですか?
どうでしょうね・・・なんかあんまり喋らない友達みたいな感じですね(笑)たまになら・・・でも・・・ん〜・・・

さきほど、ご自身に似てるところがちょっとあるかもって仰ってましたが。
いや、似てる人って結構嫌いなんですよね。嫌いな人ってよくみたら自分に似てるんですよね。自分の一番嫌いなところを嫌ってるみたいな。ちょっと興味をもつかもしれませんけどね。嫌いっていうことで自分の人間関係の対象外にはならないかもしれないけど、結構遠いところにいる感じ。

「架槻」は千歳にとって恋の対象になりますが、千歳についてはどんな印象を持たれましたか?
イメージよりはおとなしい感じの絵ですけれども。文章だともっとガンガンきそうなイメージがあります。結構ハツラツとしてたイメージはあります。いわゆるヒロインというか、「よくちょっかいかけてくるな」っていう感じですね。実際はこちらからちょっかいをかけている節もあるんですけれども。架槻の場合は。

ところで、主要キャラクターは全て和菓子にちなんだ名前が付けられているのですが、
置鮎さんは和菓子はお好きですか?

和菓子・・・ん〜和菓子というほどの和菓子は・・・。饅頭とかは食えますけど。普通に。甘いものは好きですよ。この間事務所の後輩に「ウチの近所にある和菓子屋さんでイチゴ大福のおいしい店があるんですよ」って言われて、ずっと薦められてはいたんですけれどもなかなかたどり着けなくて。いつも早くしまっちゃうので。で、やっと行けたんですよ、今年になって。それですごいハマってしばらく通いました。いつも2つ3つ買って帰るんですけれども。

今回千歳は和菓子屋さんを経営するのですが、
置鮎さんがもしお店を経営できるという状況になったら何屋さんをやってみたいですか?

なんだろう・・・カレー屋さん?カレーが好きだから。納豆を入れて食べます。お店にあったのを食べてから自分でもするようになりました。

本格カレーのお店も行ったりするんですか?ナンとか出てきちゃうような。
そういうもの好きですね。カレー専門店に行ったら日本のカレーじゃなくなるじゃないですか。ま、どっちも好きなんですけど。グリーンカレーも食べますし、結構何でも食べます。

プライベートでゲームはされますか?
最近はあんまりしてないです。アクションとかシューティングとか格闘とかはやってましたよ。昔は朝まで格闘ゲームやってたんですけどね(笑)ジックリやるのが微妙に苦手な。RPGとかシミュレーションは、最近のだと時間がかかっちゃうじゃないですか。最近はそんな力はないです。

今までで一番思い出深いゲームは何ですか?ご自身が出演されたゲームでも構いませんし。
朝までゲームをやっていた頃に頻繁にやっていたのは、格闘ゲームだと『鉄拳』のシリーズで・・・で、そっちのジャンルじゃないものは、『スーパーロボット大戦』のシリーズをよくやってましたね。

それでは最後に読者の方へメッセージをお願いします。
和菓子をどうやって作るのか僕が楽しみなんですが、落とせる男性キャラクターも数がいるので、自分のお目当てのキャラクターを見つけて是非落としてください。架槻君にはちょっと裏の裏とかありそうな感じなので、そのへんもお楽しみに。





竹若さんの演じられた「瑣巳」はどんなキャラクターでしたか?

軽いちゃらんぽらんなお兄さんなんですけど、ちょっと過去があるんです。家業が研ぎ屋さんという職業です。

「瑣巳」は主人公とどのように出会ったのですか?
瑣巳は主人公のお店の向かいにお店を出してて、主人公とは妹的に接していくんですよ。それから恋愛に発展するかどうかという感じですね。年齢も23歳でずいぶんお兄さんなんですよね。本当に軽薄で好きな。町に出入りしてる人ですよ(笑)取り巻きも一杯いるみたいだし。

「瑣巳」のストーリーはどのような感じなんですか?
ただの「賑やかなお兄さん」と思いきや、実はびっくりするような重い展開があるんですよね。暗い感じがするかもしれないですね。あ、でも、二人で旅行に行ったりするんですよ。

「瑣巳」はご自分と比べられていかがでしたか?
僕はこんなに女の子をはべらかしてはいないです(笑)気持ちはよく分からんではないですけど、違うと言えば違うんじゃないですよね。こんな人なかなかいないんじゃないですか?(笑)でも、瑣巳って意外に無害な人なんじゃないかな。こういう人がそばにいると楽しいですよ。そういう明るいところは似てるかな。

演じられて面白かった点や苦労した点などがあれば教えてください。
普通の会話は非常に言いやすいというか、くだけた感じはやりやすかったですね。それに人をおちょくるセリフが面白いですよね。千歳に対してもガリ勉君に対しても、みんなに対して。逆に割りとしっとりしたところは苦手ですかね(笑)二人きりのまじモードは照れちゃいます(笑)ラブシーンとかやったりするんですけど、得意ではないですね。言ってて恥ずかしくなりますよ(笑)

今回乙女ゲームという女性向けのジャンルのゲームとして発売されるわけですが、
乙女ゲームに登場するキャラクターを演じるうえで意識されたことはありますか?

今回、僕初めてやったんですけど、やっぱり愛していただかないといけないわけですよね。そこがポイントですよね。好感の持てる人物になればいいなと意識してましたけど。根が嫌な奴だと困りますからね(笑)嫌な奴であってもどこかに愛せる部分があって、プレイヤーが入り込んでいけるような、できるだけ、隙を見せたいというか隙間のあるキャラクターにしたかったというか・・・、突っつかれたら弱い部分もあるという感じを意識しました。

「瑣巳」がご自身の前に現れたらどういう関係になりそうですか?
親友にはならないかな、何でしょうね、兄弟でいても困るしな・・友達でしょうかね。ライバルにはなれないですよ。親友と言われてもね(笑)出会い方がよければいいかもしれませんね。

千歳の印象はいかがでしたか?
情が深くて、心が強く、一見大人しそうに見えて、でもつっこみが鋭く、つっこみ上手な方ですよね、割と。意思が強くて浮気したら怒られそうですよね(笑)尻に敷かれちゃいそうな・・実際にいたら、確実に敷かれちゃいますね(笑)僕はストライクゾーンが広いので大丈夫じゃないでしょうか?(笑)

今回のゲームは主要キャラクターが全て和菓子にちなんだ名前ですが、和菓子はお好きですか?
大好きです。洋菓子より和菓子のほうが好きかもしれないですね。頂くことが多いので、自分ではあまり買わないですけど。

どういった和菓子がお好きなんですか?
みたらし団子とかおはぎとか・・。数はあんまりいけないですよね。あ、昔おばあちゃんがよくおはぎを作ってくれて食べてましたよ。

今回千歳は和菓子屋さんを営むわけですが、
ご自身がもしお店を経営できるとしたら何屋さんをやってみたいですか?

バーテンをやってみたいですね、店員になりたいです。経営はいいです(笑)シャカシャカやってみたいですね。あとソムリエとかいいですね。サービス業っていうか、お客様の好みを全部分かっているというか。「この人は使える」みたいな、そういう人になりたいですね。

プライベートでゲームはされますか?
しますよ。反射系ゲームやアクションゲームとかね。アドベンチャーとかストーリーがあるアクションていうやつもいいですね。ロールプレイングはやったことないんですよ。気が短いもんで(笑)動いていないとだめです(笑)

ご自分が出演されたゲームはやりますか?
自分の出たやつはやりますね。女性向けのゲームはやったことないですね。今回が初めてだと思うし。自分が出てきたら恥ずかしくなりますよね(笑)

それでは、最後に読者へのメッセージをお願いします。
とんでもない秘密が隠されていますからね、僕がやってる葛生瑣巳さんは。女の子のお友達がいっぱいいて、一見ちゃらんぽらんですが、すごい秘密が隠されていたりしていて見所がたくさんあるので、やり込んでいただきたいなと。恋愛してください(笑)葛生さんのちゃらんぽらんなところと恋愛モードを見てください!僕の不得意な分野も見てください!(笑)





長時間の収録お疲れ様でした。
さて、収録を終えた今のご感想をお聞かせください。

今回この道明寺月夜君という役をやらせていただいて、こういう線が細い系の仕事を結構多くやらせてもらっていたので楽しんで、あまり悩まずに物語の中にのめり込んで収録ができました。

今回演じられた「月夜」とはとういうキャラクターであったのか、
矢薙さんの視点からお教えください。

動物が好きとか植物が好きとか、暴力を振るうのが嫌いとかそういうこの子の持ってるものももちろん惹かれるのもあるんですけど、不幸な部分を背負っているのに、健気に生きていく。そいうキャラクターでです。

「月夜」のストーリーはどんな感じのストーリーなんですか?
月夜のお兄さん暁尚と絡んで、生まれによって立場が違う仲がいい兄弟なのに生まれた環境が違うことによって立場が違ってしまい、千歳ちゃんという女の子を巡って争ったりして、そこで初めて喧嘩なんかして・・。千歳ちゃんを通じて大人になっていくという感じのストーリーです。

「月夜」とご自身を比較されて、性格が近いキャラクターでしたか?
そうですね、動物が好きとか優しいとかそこら辺のニュアンスは近いんですけど(笑)草花が好きとか。でも僕自分の性格がどっちかというと負けん気が強くて、攻撃的なほうかなと思ったりするんで、ある意味逆だからやりやすいのかもしれないなっていうのがあるんですよ。違うからよく見えるというか、相手の性格とかもそうですけど、よく見えて演じやすい部分もあるのかなってちょっと思ったりもしますね。真面目という部分では共通点があると思うんですけど(笑)月夜君みたいなタイプって女の子にしてみれば母性本能がくすぐられて守ってあげたいとこがあるのかもしれないですけど、男から見ればちょっといらいらしてしまうんですよ。千歳ちゃんと初めて出会ったときもめそめそしてるんですよ(笑)

そんな「月夜」を演じられて面白かった点、苦労した点などがありましたら教えてください。
お話の中での、その場その場のいろんな感情の起伏とかがあるんですけど、月夜君ってあんまり表に出ないタイプなんでそれを微妙なところで出していくのが面白かったというか、苦労したところですよね。後はやっぱりあんまり弱いところを強調してしまうと魅力のないキャラクターになってしまうのが嫌なので、バランスとかを考えて強く出せるところは出すみたいな緩急は付ける感じでやらせていただきました。また、千歳ちゃんと触れ合うことによって、最後は自分の芯をしっかり持って自分で判断して、行動して発言できるみたいな成長があるのでそこは意識しましたね。

乙女ゲームに登場するキャラクターとして演じる上で意識されることはありますか?
なかなか女の子に面と向かって好きですっていうシチュエーションって現実ではあんまりないことかなって思うんです。だから、そういうのをどこまで現実味を持ってというか嘘ではなくてプレイしてる女の子が本当にそういうのを言われているとか、付き合った後の会話や友達のときの会話のノリなどをできるだけリアルにって思っていますね。「あ、そういうのあるな」って思わせるっていうのを作っていこうと意識しています。

今回演じられた「月夜」がひょっこりご自身の前に現れたら、どんな関係になりそうですか?
弟ですね、完全に。守ってあげるって感じですね。

ちなみに、矢薙さんはご兄弟は?
兄一人、弟一人で三兄弟ですね。でもリアルに考えて守られたことも、守ったこともないですね(笑)ただ、その月夜君って実際にいたら白人系の顔立ちしてるし、中性的な感じでもてると思うんですよ。そういうモテる男の子のお兄さんになりたいなと思いますね。色々楽しそうで、華やかそうかなと(笑)

「月夜」は千歳にとって恋の対象になるわけですが、千歳についてはどのような印象を持たれましたか?
お芝居上、本当にお姉ちゃんみたいなところで色々気を遣ってくれて、励ましてくれて、実際自分が16歳ぐらいで1歳や2歳くらい上の女の子で、それだけしっかりしてくれた女の子だったら傾くだろうなーって思いますよ。

主要キャラクターは全て和菓子にちなんだ名前ですが、和菓子はお好きですか?
好きですよ。月餅とか。お団子とか饅頭とかでも周りがもちもちしてるお餅より、皮系のものが好きですね。温泉饅頭はよく買いますよ。洋菓子より和菓子党なんですよね。京都とかって、和菓子屋とか有名なのが多いじゃないですか。昔京都に修学旅行で行ったときにお寺よりもお菓子屋さんを見ていました(笑)

お菓子を作られるとお聞きしたのですが、和菓子作りもされたりはするんですか?
和菓子はさすがにないですよね。でも僕は家でロールケーキ作るんです(笑)料理が好きで。趣味が料理だけなんですよ。あと、お汁粉とぜんざいも作りますよ。簡単に作る方法を知ってから、作るようになりましたね。

今回千歳は和菓子屋さんを営むのですが、
ご自身がもしお店を経営できるという状況になったら何屋さんをやってみたいですか?

テレビとかのイメージだけなんですけど、和菓子職人とかいるじゃないですか。三代目とか。京都とかで、へらとかを使って装飾というか蔓を作ったり。ああいう細工をするのが、見てて楽しくてきれいなので、和菓子屋さんが憧れですね。僕に、例えば行列のできるお菓子屋さんをやる才能があったら、いくらでもライトバンを改造してすごいメロンパンとかを売り歩きたいという気はあるんですけど、そういう才能はないんで(笑)

プライベートでゲームはされますか?
基本的に自分の出たゲームとかはいただいて、プレイして、そのジャンルに興味が出たら他の同ジャンルのゲームをやるって言うのが最近の僕の流れですね。ゲームボーイアドバンスや携帯ゲームとかやらなかったんですけど、自分が出たのをいただいてからゲームソフト1本だけだと飽きちゃうっていうことで、色んなゲームを持ち歩くようになって遊ぶようになりましたね。空いている時間とかは、一日一時間くらいですね。

ちなみに、前回出演された「きまぐれストロベリーカフェ」はプレイされましたか?
プレイしたんですけど、自分(猪口祐介役)を狙ってバッドエンディングだったんですよ(笑)男なんで、男と恋愛していくゲームってそんなに入り込めはしないんで、1回エンディングを迎えた後はずーっとケーキを作ってました。

それでは、最後に読者へメッセージをお願いします。
今回、道明寺月夜君をやらせていただいて、自分のキャラクターもそうなんですけど、すごい物語が面白いなと思っています。ゲームをプレイする人が始めイメージでこのキャラクターが好きと思って、落とそうと思って頑張りますよね。その選んだキャラクターによって、お話が色んな方向に進んでいくので面白いなーって思っているんですよ。だから、道明寺月夜君が趣味の方もそうでない方も全員落としてというか、自分を含めてプレイしていただけると、色んな物語が展開していくので頑張ってください。あと月夜は始めはかわいい男の子で狙っていただいて、最後は惚れていただけたら嬉しいなと(笑)エンディングは言えないですけど命を懸けましたのでぜひ、見てください!





今回演じられた「麟」はどんなキャラクターだったのか、
岡野さんの視点で教えてください。

「知恵のついたクソガキは嫌だね」っていう感じですね。可愛げはもちろんあるんですよ。そこは微妙に注意した部分なんですけど、とにかく非常に頭がいいんだけど・・・いかんせん子供じゃないですか。最初に屋根ブチ破って出てくるはで。そこから「オマエ何だよ?」っていう部分があるので、一言で言うとそういう部分じゃないかと。多分、全員の中で一番頭の良い子供です。

眼鏡キャラはどう思われますか?
僕はデビュー作の役が眼鏡キャラだったので、思い出深いです(笑)

岡野さんが演じられた「麟」のストーリーはどんなストーリーですか?
切ないですよね。なかなか。最初は「コイツ何者だ?」的な感じで入っていきますので。キャラクターは見てのとおり子供ですけど、一生懸命子供っぽく作りましたが、僕も(笑)なってるかどうかは別にして。喋ってることが時々大人なので「そのへんから察して」って感じで(笑)

演じられる上で意識した点があれば教えてください。
一番最初も少し台詞で大人っぽい喋りの部分というか、微妙に含みも出せる感じの喋り方はしてるんですね。妙に昔のことを知ってたりとか。そういうところは少し大人びて喋ってみたりとか・・・っていうことをやってみたりしたんですけれども、なんていうか・・・この子は実際に台本を全部見て、掴み所があっちゃいけないキャラクターだと思いましたね。

「麟」というキャラクターを演じられて、ご自身と比較し何か共通する部分とかはありましたか?
違うでしょうね。正反対かも知れないですね。落ち着いてるし、先のことも見えてるし。僕はあんまり先のことを見ないでポンポン行っちゃうタイプなんで。(笑)だから僕はしょっぱなからリン君で声を出したときに高いところ作っちゃって、最後はイッパイイッパイになってるっていう(笑)

演じられて面白かった点、苦労した点とかはありますか?
一番大変だったのはですね、年齢は今の時点で13歳じゃなじゃないですか。もっと下までやったんですよ。さかのぼりやがったんですよ、これがまた。キレイに。ただでさえイッパイイッパイの高音使ってたところが、もっとイッパイイッパイになりましたよ(笑)もしそのシーンが出たら・・・笑ってください(笑)「こいつ頑張ってるな」って思って笑っていただければと思います。いいシーンだと思うんですけどね。女の人がやってるのかな?なんて思うくらいの可能性があるくらいです。普通に子供をやるだけだったらいいんですけどね。子供の役もよくやっているのでそんなに変わらないんですけど、コイツ・・・頭の中は結構年齢いっちゃってる感じじゃないですか。ある意味。そこが難しかったかな。何よりも面白かったのは、非常に主人公のことを小バカにできる(笑)だから、主人公のことを「おねえさん」っていう言い方をするわけですよ。彼は。「おねえさん」っていいながら全然尊敬してない。むしろバカにしてる。「ホントわかってないよね」っていう感じに上から物を言えるっていうのが本当に楽しかったですね。

今回、「麟」が岡野さんの前にひょっこり現れたらどんな関係になりそうですか?兄弟とかはどうですか?
現れたら?!コイツがいたら・・・どうなのよ?(笑)反対に質問させてもらいたいわ(笑)いたらどうなのよ?彼が。・・・年齢とか感じないかもしれないから、友達にはなれるかな。なんか遊びに引きずり回したいかな。悪いことを教えていただくというかね。(笑)お互いに知ってることが違いますから。友達としているとお互いに違うことがわかって面白そうな感じはしますよね。

「麟」は千歳にとって恋の対象になりますが、千歳についてはどんな印象を持たれましたか?
いいんじゃないですか。頭の回転が速い子は好きですから。でも実際の話、当然主人公ですから、展開はプレイヤー次第なわけですよ。僕は当然麟に一番感情移入してるわけで。プレイヤーがどういう選択肢を選ぶかによって、麟の態度は変わってくるわけです。皆さんの選ぶ選択肢によって麟君は嫌だなと思ったり「どうよ?どうなのよ?」っていう方にどんどん行っちゃうんですよ。それで、麟君のそういう態度を見てプレイヤーに「この子、どうなの?」って思われてしまう。ほんとはプレイヤーの方の選択肢でそういう態度を麟君が取ってしまっているのにね。だから、プレイヤーの皆さんがどういう行動をとるかで麟君は「千歳ちゃん」を好きになるか嫌いになるか、どんな印象を持つか変わると思います。

ところで、主要キャラクターは全て和菓子にちなんだ名前が付けられているのですが、
岡野さんは和菓子はお好きですか?

好きですね。「五家宝」っていう和菓子は知ってることは知ってますけど、食べたことはないですね。基本的に金つばとか好きですから。ケーキと和菓子と聞かれたら和菓子ですね。

プライベートでゲームはされますか?
昔はかなり。一つで長いことやってたりするから、数は持ってなかったですけど。最近やってないです。PS2が壊れてからは。今はただDVDを見るためだけの機械に成り下がってますね。

ご自分の出演されたゲームはプレイされますか?
いただいたものに関しては、全部基本的にはやります。あと、壊れる前にやってたのが『サカつく』。普通のロールプレイングゲームもやったし、シミュレーションゲームも好きだし。シューティグ以外はほとんどやるんじゃないかなぁ。『ファイナルファンタジー』は9までは完クリですね。『ドラクエ』も6までは完クリですね。壊れるまではゲーマーでした(笑)

それでは最後に読者の方へメッセージをお願いします。
まず、5人いるということで最低5回はクリアできます。誰を最初にオトすかはあなた次第ではございますが、できれば麟を。いろいろあるので。いろいろあるので、まず麟からゲットしてもらいたいかなぁと思いますが。他のキャストの方たちも同じようなことを言うと思いますけど。なので実際の話、こういうゲームっていうのは長いこと遊べるゲームだと思うんですね。台詞の数も結構録りました。台詞の数をこれだけ録ったということは、一人をオトすのに何時間とかで終わるようなレベルではないと自信をもって言えるのではないかと思うので、それが5人もいれば、これ一本で何ヶ月も持ちますよ。でもできれば麟を(笑)大変だと思うんですけど。多分、一番大変だとは思うんですけれども、よろしくお願いいたします。


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