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悠里
「……にしてもこのカップケーキ、随分残っちゃったわ……。」
「フン。もっと残っててもいいくらいだ。」
悠里
「なによ、それひどいじゃない! いくら見た目がアレだからと言って。
せっかく先生達のために作ったんだから、もっと食べてもらいたかったのに……。」
「ふざけるな! オマエの手料理を他の男どもに食べさせてたまるか。」
悠里
「へっ?」
「いいか? 今後も俺以外のために手料理を作るのは禁止だ。」
悠里
「……どうして?」
「そんなことは自分で考えろ。大体、あの男性教師に気を許しすぎだろうが。
手料理を食べたいなどと言う戯言は聞き流せ!」
悠里
「(これって……翼君、ひょっとして、ヤキモチやいてくれてる……とか?)」
「なあ先生……俺、どうしたらいい?」
悠里
「え、と……。」
「(そんな近距離で囁くように言われたら、全然話の内容が入ってこないって言うか……!)」
「(ド、ドキドキして悩み相談どころじゃないって言うか……こ、これが噂の壁ドンってやつ!?)」
「……先生? 相談、乗ってくれねーの?」
悠里
「はっ……あの、その……!」
「俺……やばいんだ。ずっと、ドキドキしちまって……。先生は……どうなんだよ?」
悠里
「えっ!? 私……?」
「先生だったら、どうするんだよ?」
悠里
「(だからそれ以上顔を近づけないで~~!)」