PS Vita「男遊郭」発売にあたって
いつも応援いただきありがとうございます。
「男遊郭(逆転吉原)を多くの方にプレイしていただきたい!」
という願いを込めながら、アプリをワールドワイドで配信、コミック、CD、グッズ発売など様々なシリーズ展開を経て、この度ついに2015年2月19日にPS Vita「男遊郭」の発売を迎えます。
これからPS Vita本体をご購入される方も沢山いらっしゃると思いますが、PSストア用に、ダウンロードコンテンツ(追加シナリオ)も同日2月19日に配信します。ぜひ本編とあわせてお楽しみいただけると幸いです。あのシナリオにも音声つくの!?と思われる追加シナリオがあるかもしれません。ぜひPSストアも覗いてください。
「男の一夜を買う」という現実ではなかなか勇気がいる事を、体験できてしまうのがこのゲームの醍醐味です。
「ただの茶屋遊びではありません。」とゲーム冒頭で『傾城(※花魁のこと)』が言いますが、傾城から寝所へ通された時は、覚悟を決めてください!
菊屋の傾城たちはみな一流です。
一流の接客、たしなみ、言葉遣いでもってプレイヤーを最高にもてなしてくれます。
遊郭でのゆっくりとした時間、交わされる睦言をどうぞお楽しみください。
じっくりゲームと向き合うことができない方でも、寝る前に少しプレイし、傾城と会話を楽しむことできっと癒しを感じられます。
「男遊郭シリーズ」今後の展開について
今後の展開として、まずはLINEスタンプを配信予定です。
また、プラットフォームは秘密ですが、新規傾城(キャラクター)を追加予定。
スタンプの配信時期や新情報は、公式Facebook・Twitter等でお知らせいたします。
今後も男遊郭シリーズの展開にご期待ください。
逆転吉原、男遊郭のディレクションをさせていただきました、島田です。(PS Vita「男遊郭」はブリッジさんが担当されています)
おいらんがもし男性だったらというifで始まった本作。
製作から3年の時を経てPS Vita化です。感無量です!
夏の夜に灯された淡い炎のようなこの島で男を買う。華やかで一流の男たち。しかし、彼らがあなただけに見せる本心は、切なく、暗く、だからこそいとおしい。
この男遊郭は――今思うと奇跡的に、ですが――クリエイターの感覚が全てです。それは主に、かほく麻緒さん、Hsさんなのですが、才能のある彼らのクリエイティブな直感や感性を最大限に引き出すことに注力して監督をしました。キャラクター設定等もほとんどないですし、舞台設定資料も、びっくりするくらいありません。これは男遊郭「らしい」か? 否か? という判断でジャッジしていました。
情報量を極端にそぎ落としたこの男遊郭の世界観はまるで箱庭だと今になって思います。
夢の世界です。
目を閉じればそこにある。でも。そこにない。そんな世界です。
極端にファンタジーだったり、完璧な人物が出てしまうと、壊れてしまいます。
この儚いハコの中で、遊郭の妖艶さ、籠の鳥である彼らの悲哀、そして初めての恋をお楽しみいただければ幸いです。
「男遊郭(逆転吉原)」制作秘話を、ひつじぐもブログで随時公開中!
http://hituzigumo.com/blog/otokoyukaku
男遊郭シナリオ担当の、かほく麻緒です。
昔から遊郭ものが大好きで書籍や映画等々、遊郭が題材になったものをよく手にしていました。
そのせいか遊郭ものはいつでも私の中で旬の企画で、ことあるごとに「遊郭ものがやりたいなー」と口にしていたことを覚えています。
それが初めて実現してから三年。
PS Vita化の感激はひとしおです。
言葉にすると薄っぺらいですが、ひとしおです。
今回、PS Vita化するにあたって、シナリオの全調整、修正、そして悲恋エンドの追加、キャラの追加と、様々なことを行いました。
手にとってくださるお客様のことを考え、好まれる望まれる満足いただけるものを作りたいと、頭をフル回転させて頑張りました。
「男遊郭」の世界に浸っていただければ幸いです。
──貴女はどの傾城と恋に落ちるのでしょうか──
それでは。
PS Vita「男遊郭」主題歌「徒桜」について
この度、PS Vita「男遊郭」の主題歌「徒桜」の作詞、作編曲を担当させて頂きました「麿(まろ)」と申します。
まず初めに、このような形でゲームの制作に携わることができ、大変光栄に思っております。
楽曲制作にあたりまして、初めにキャラクターデザインやゲームの世界観などが割と細かく書いてあるものを送って頂き、作曲する段階で個人的に「和風ロックが合いそうだな」と思いました。
また、僕自身「女性視点での作詞」というものには慣れていなかったのですが(もしかしたら初めてかも…?)、おかげさまで主人公に感情移入ができ、非常に筆が進みました。
主人公の「想い人と結ばれたい…だけど…」といった様々なしがらみやジレンマ、悲恋などを歌詞にしつつ、「覚悟」や「決意」を力強いロックサウンドで表現しました。
そういったことを踏まえつつ、楽曲の世界観に浸っていただけたらと思います。…僕も熱心に女性に愛されてみたいものです(笑)
この度、主題歌「徒桜」を歌わせて頂きました久野藍です。
この曲を作曲の麿くんから最初頂いた時、
少し聞きなれない大和言葉の歌詞ですが、儚くも切ない恋する女性の気持ちが美しく書かれており、なんでこんなに女の気持ちがわかるんだ!と思いました(笑)
優しくも女性の持つ力強さを歌の中で感じて頂ければなと思っています。
和楽器の音とシンセの音も不思議なくらい合っているので、そこも注目して聴いて頂きたいポイントです。
正和役を演じての感想(収録を終えての感想)
海外の親族にすごく似ている人がいるので、正和は親しみの持てるキャラでした。
なので芝居にスッと入り込め、収録も楽しく行えました。
正和を演じることができてとても嬉しく思っております。
楽曲制作にたずさわっての感想
歌っていただいた声優の皆様と和楽器ミュージシャンにはとにかくグルーヴを意識していただき、
ナイスドラムとナイスベースとナイスギターで男遊郭ムジカしてみました。
皆様にずっと愛してもらえる楽曲になったのならば、私は幸せです。
歌詞もこだわりましたので、是非、文字でも読んで頂ければと思います。
長いゲームを5分弱の音世界に閉じ込めてみました。
ゲームやCDを心待ちにしているお客様へ一言
この作品に携われた事を本当に嬉しく思っています。
キャラに心を込めて演じ、担当させて頂いた曲もしっかり思いを込めて仕上げました。
皆様の胸にしっかり染み渡り、記憶にしっかり残る大切な作品になりますよう全シナリオを堪能して下さいませ。