『君の顔を見たら幽霊も逃げ出すね、アハハ』
決して悪意があったわけではなかった。
心底彼女の顔の方が怖いと思ったから言ったまでだ。
オク美はものすごい腕力で俺の首を絞めつけた。
薄れゆく意識の中で、俺は思った。
(オーク心ってやつは複雑だぜ!)
こうして俺の学園生活は幕を閉じた。