『オークがションしてオークション、なんちゃって』
1年に1度出るか出ないかの会心のギャグだった。
これでいくらか気が紛れるだろうと思っていたら、
オク香はものすごい腕力で俺の首を絞めつけた。
薄れゆく意識の中で、俺は思った。
(オーク心ってやつは複雑だぜ!)
こうして俺の学園生活は幕を閉じた。