『ベランダの方が広いし寝やすいんじゃない?』
決して悪意があったわけではなかった。
心底寝やすいベランダだと思ったから言ったまでだ。
オク美はものすごい腕力で俺の首を絞めつけた。
薄れゆく意識の中で、俺は思った。
(オーク心ってやつは複雑だぜ!)
こうして俺の学園生活は幕を閉じた。