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ブラスト小隊

EDF総司令レナルド・キャンベル直属の遊撃部隊のひとつ。
特定の管轄を持たず、戦況に応じて各地の戦闘に参加する遊撃部隊の中でも、
特に過酷な地上戦闘を請け負う精鋭部隊。
一芸に秀でるも癖の強い個性豊かな兵士ばかりが集められている。
隊長タクマ・ヤガミの高い統率力によってブラスト小隊はEDFの中でも特に高いアグレッサー撃破数を誇る。

カインドレッド・レべリオン

アグレッサーに対抗するレジスタンス組織。
アグレッサーと戦っているという意味ではもうひとつの防衛軍とも呼べるが、EDFとアグレッサーの戦闘に旧式のウォーメックで乱入し、アグレッサーが落としたエナジージェムを奪い取っていくためEDFとも敵対している。
その正体は元EDF精鋭部隊フレア大隊。2033年のハイヴクラフトとの決戦で壊滅した精鋭部隊の生き残りである。
この作戦で多く犠牲者を出したフレア大隊のリーダー、ギデオンはEDF上層部と対立。
ついに2035年、カインドレッド・レベリオンを名乗りクーデターを起こした。
2040年現在、レベリオンはEDFからの脱走兵や民間から賛同者を増やし続け、廃棄された”防衛優先レベルD"のエリアや都市部の地下に潜伏している。

レベリオンは組織の規模ではEDFに及ばないものの、強奪したPAギアやウォーメックを始め、EDFのスポンサーにならなかった企業、研究機関から闇ルートで得た強力な威力を持った試作型光学兵器を有しており、EDFと対等に渡り合えるほどの戦力を持っている。
最新情報では、地下鉄道跡を拡張して大規模な研究施設を作り、新兵器の開発を行っているという噂がある。

ストームアント・スカウト

カインドレッド・レベリオンが独自に開発したPAギアによって操られたストームアント。
特殊なフェロモンと電気パルスを放つコントロール装置をストームアントの脳に埋め込むことで遠隔操作しており、さらに脳神経系を活発化することで身体能力も向上させている。特別なペイントを施して敵のストームアントと差別化している。

ナイトクローラー(カインドレッド・レべリオン・ウォーメック)

レベリオン物資回収部隊の主戦力である通称“ナイトクローラー”と呼ばれる旧式のウォーメック。
ウォーメックはPAギア開発以前に対アグレッサー兵器の要として使用されていた大型の二足歩行兵器で、クーデターの折にカインドレッド・レベリオンによって奪取された。堅牢な装甲と強力な火砲を有するが、機敏な巨大生物に対し機動性で劣り、現在EDFでは主戦力としての運用はされていない。EDFとアグレッサーの戦闘時に現れては、エナジージェムを強奪していく。
4門の榴弾砲を左右に装備しているのは中距離戦闘タイプ。

防衛優先レベルとは?

ハイヴクラフトとの決戦で消耗したEDFは地球全域を防衛するだけの戦力を維持できない状態になってしまった。そのため、優先して防衛すべき地域を区分するため制定されたのが「防衛優先レベル」である。レベルにはAA~Dが存在し、優先レベルの高い地域には、EDFの支援者である富裕層やスポンサー企業の重役たちが避難しているエリアが数多く含まれている。これに反発してレべリオンに賛同する者も少なくない。