鹵獲したカインドレッド・レベリオンの試作PAギアを研究、解析し、
EDFの最先端技術の粋を集めて完成させた最新鋭PAギア。
装着者の身体能力向上等の基本性能は他のPAギアと比べても平均的なものだが、巨大生物が放出する糸を応用した技術による特殊ワイヤーによってエナジームーブ「E-ニードル」による驚異的な運動性能を誇る。
さらに特筆すべきはオーバードライブ時に召喚できるサポートバグ「G-L.I.A.R.(ジライヤ)」の存在である。G-L.I.A.R.は「Ganglion-Linked Intelligent Aggressor Reinforcement」の略称で、制御下に置かれたアグレッサーを神経接続して操る強化兵装であることを意味している。E-ニードルを介してPAギアとG-L.I.A.R.を接続して操られる巨大生物の性能は極限まで高められており、一騎当千の戦闘能力を発揮する。
EDFが初めて実戦に投入したG-L.I.A.R.。
プロールライダーの「E-ニードル」を巨大生物の軸索に打ち込み特殊な神経パルスを送る事で制御下に置いた、生物戦車と渾名される兵器。この試験体は、レベリオンの基地からプロールライダーの技術と共に鹵獲されたストームアントの一匹で、現在はEDF科学技術局の最優先研究対象となっている。実地試験を兼ねてブラスト小隊で運用されているが、制御系は謎だらけ、いつ暴走してもおかしくないブラックボックス。科学技術局から派遣されたバグギーク…、いや技術大尉の「温和で優しい子」という言葉を信じて乗るしかなさそうだ。