わんぱくであり、適度に情熱的、少年の心を忘れていないという、ヒーロー的キャラクター。
愛情も友情も常に一途で相手を裏切ることはない。思ったら、すぐ行動。裏表がなく駆け引きをしない。真っ直ぐな分、思考回路が単純。
幼い頃から神子を守ることが使命だと言われ、育ってきた。その為、他の守護者よりも神子を守るということを重く受けとめている。
【もう一人の自分】
守護者として神子を守るため戦いに身を投じるようになり、もう一人の自分の存在を感じるように
なる。その存在は、これまでの自分とは違う一面を持っており、その原因は戦うことにあるようで・・・・・・
神代 海というキャラクターは元気があり、メリハリのある役だったので、本当に楽しくやらせていただきました。
僕自身も最近、こういった役どころが増えてきたんですが、ここまで元気一直線のキャラクターはじつはそんなにいない。そういうところも楽しみながら、収録していました。
こんなにバトルシーンが多い乙女ゲーム作品も経験がなかったですし、海は愛情表現も控え目なので、そういうところも新鮮でした。
また、現代から異世界に飛ぶファンタジーは僕もかなり好きですし、この作品は設定もかなりそそられます。
まずルックスから言うと、イマドキこんなに尖った髪型のセンターキャラって、そうそういないですよね?
普通だと、もっと万人受けしそうなキャラが多い昨今、けっこう攻め攻めなのがまず斬新で。そもそもこの髪型は、毎日セットしてるのかどうか……気になります!!(笑)
性格的には、軸がぶれないところが魅力的ですよね。
劇中でも繰り返し、「オレがオマエを守るから」と言いますが、何のてらいもなく本心から自然と言葉が出てくる。
屈折していないところが、いちばんの魅力。ここまで潔いキャラは新鮮だし、ちょっと女の子に慣れていないギャップも可愛いなぁと思います。
海くんは真っ直ぐな人なので、ちょっと調子のいい感じに見えることもあるし、僕もよくそういう役を演じさせていただくんですけど……性格的に共通するところはまったくないですね。
ただ、僕がそう思っていないだけで、人にはよく「酔ったときのキミはそうだよ」と言われるんですよね(笑)。
たしかに、酔うとよく「大丈夫、大丈夫!」って言ってる気が……(苦笑)。
似ている似ていないでいうと、海とよくヤイノヤイノ言い合ってる臣のほうが、ふだんの僕の対応に近い気がします。
海は休み時間にサッカーしてるタイプだけど、僕はひとりで本を読んでいたいタイプ。
同じクラスにいたら、「ほんとうるせぇな、海は」と言ってそう(笑)。
そんな自分とかけ離れたキャラクターを演じられるのは役者の醍醐味だし、演出のしがいがある。海くん、大歓迎です。
そんな自分とかけ離れたキャラクターを演じられるのは役者の醍醐味だし、演出のしがいがある。海くん、大歓迎です。
やっぱり、印象的なのはバトルシーンですね。
これだけイケメンがたくさん出てきて、バトルシーンが長尺な作品は僕も経験がないので、台詞だけでいかに臨場感や説得力をお伝するかは、かなり心掛けました。なのでスクエット、エッフェナートとのバトルシーンは、ぜひじっくりとお聴きいただきたいです。
甘い台詞も、海はシャイなので本編ではちょっと控え目なんですが、そのぶん硬派な海くんの男らしさにドキドキしていただけたらと思います。
恋愛ゲームではあるんですが、『BELIEVER!』の設定はRPGの王道。
そういう意味で、いわゆる「ここはオレに任せておまえたちは行け!」とか「まだオレの意識があるうちに、おまえたちは逃げろ!」といったような、王道のカッコいい台詞が登場する場面が、海くんには多いんです。
それを堂々と言わせていただけたのは、役者冥利に尽きました。
好きな武器は……難しいですね。
できれば前線には立ちたくないので(苦笑)、そうなると銃かなと。
剣はなるべくたくさん敵を斬るのが大事ですが、銃は弾数が限られているから、いかに最小限の攻撃で確実に仕留めるかが勝負。そういう“引き算”の武器はいいなぁと思います。
守りたいものは「心身の健康」ですね。
休日に睡眠時間をたっぷり取りたくても、僕は寝付きが悪かったりするので、なかなかボーッと休むことができないんです。
なので、好きな読書などをして心を豊かにし、適度に運動をして、食事なども気を使いすぎない程度に気を使うことが大事かな。
毎朝必ずグリーンスムージーを飲むと決めても、「今日は飲めなかったー、ダメだね、今日は丸一日ダメだね!」となってしまっては逆効果ですもんね(笑)。
『BELIEVER!』、とくに海の物語は王道中の王道。
でもけっしてただの王道には収まらない、いろんな魅力のある作品となっています。
『BELIEVER!』というタイトルにあるように、発売まで今しばらく夢をたくさん抱いていて欲しいですし、その夢をいい意味で超えていく内容となっています。
ぜひバッドエンドまでプレイしていただいて、いかにみんなが頑張って叫んでいるかを確かめていただきたいです。
ほんとにみんな頑張っているので、余すところなく聴いていただければ。
『BELIEVER!』、よろしくお願いします! やられ声も絶対飛ばさないで!!(笑)