女の子を口説くのが趣味。
基本、女の子に優しいため、校内の女子達に人気がある。
普段はナンパな性格だが、本気になった女の子には一途。
また、やる時はやる為、仲間からの信頼は厚い。
自信家ではあるが、生い立ちが複雑なため、自分が自分を認めてやることで、精神的なバランスを保っている。
【自分の存在】
複雑な生い立ちを持ち、そのことは決して知られてはならないものであると考え、自分の存在に引け目を感じている。その生まれには異形のものが関係しているようで……
僕が演じた伊波遊はまず……チャラ男です(笑)。
なんですが、意外といろんな面を持ったキャラクターで、けっしてチャラいだけじゃなく、物語が進むにつれて主人公に対して自分の弱い部分を出し始めます。
そういう意味で、主人公の支えがないと上手くいかないキャラクターなんだろうなと思って演じました。
お話にもバトルシーンが多くて、実は先に収録があった斉藤壮馬くんと別現場で会った時に、バトルがあるよって噂は聞いていたんです。
舞台は学園なんですけど、異世界が出てきてRPGのよう。乙女ゲーでバトルというのは珍しいし、プレイする方も驚くんじゃないかと思いました。
あとは、「やっぱり、女性は守ってくれる男性にグッとくるんだな」と勉強になりました(笑)。
遊くんが、自分が背負っている衝撃的な過去を知ったとき、表面上は取り繕って今までのチャらさを出そうとするんですが、受け止めきれずにショックを受けるシーンがあるんです。
そんな、落ち込んでいる遊くんを見ると、「守ってあげなきゃ」、「支えてあげなきゃ」と男の僕でもそんな気持ちを刺激されました。
女性の方はより、そう感じるんじゃないでしょうか。
見た目はチャラいけど、根は繊細。そのギャップが彼の魅力だと思います。
弱い部分があるところは、似ているなと思いました。
僕も精神的に強くはないので、人に頼ったり甘えたいと思うことも多々あります。
ただ遊くんのように虚勢を張ることはしないかな。
よく人には「飄々としている」と言われますし(苦笑)。
あと、僕のほうがちょっと下にあるんですけど、遊くんには泣きぼくろがあるんですよね。
泣きぼくろがある人は浮気性だという説がありますが、僕は一途です!(笑)
やはり、遊くんの核心部分が印象的ですね。
台本をいただいて読み進めていくなかで、僕自身が衝撃を受けましたし、なにより遊本人がとてつもなくショックを受ける。
でも、そこで落ち込みはするんですけど、自暴自棄にはならず、自分の過去に悩みながらも正面から立ち向かう。
そんな自分の気持ちを主人公に吐露するシーンが、いちばん印象に残りました。
台詞で印象的だったのは……「ハニー」。主人公のことを遊は「ハニー」と呼ぶんですが、僕もまだ現実でそういう人には出会ったことがないです(笑)。
「何いってるんだコイツ?」と思わず(笑)、ヒロインになりきって、恋人気分を楽しんでいただけたら嬉しいです。
仲間と声を合わせて呪文のようなものを読み上げる、詠唱のシーンが楽しかったです。
敵を攻撃する時の気合いとかやられる時の声もそうですし、叫び声を出すシーンもたくさんあるので、「これを乙女ゲーでやるとは!」と面白かったです(笑)。
ただ、僕の叫び声は、力を入れすぎると声が野太くなってしまうので、遊のスマートなイメージを壊さないよう意識して叫びました。
そして使ってみたい武器は、やっぱり銃ですかね。僕もエアガンで遊んでいたことがありますし、リボルバーはカッコいい!
守りたいと思うのは、「自分の時間」でしょうか。
お仕事の時間もそうなんですが、僕は自分がひとりになる時間が好きで、それがないとやっていけないんです。
ひとりの時間を確保しないとストレスが溜まってしまう性格なんです。
家ではよく、深夜に部屋の灯を消して映画に没頭することが多くて、最近観たものでは、『ビューティフル・マインド』が衝撃的でした。おすすめです。
そうやって映画やテレビを観たあとは、しばらくその世界観に没入してしまうんです。
現実を離れることで自分がリセットされる感覚が、楽しいんですね。
『BELIEVER!』は、プレイされたみなさんが必ずや驚くであろう、バトルが繰り広げられています。
そんな激しい戦いのなかで、キャラクターたちは主人公を守っていく。
その守り方には男性のキャラクター性も表われますし、5人の男に守られるという感覚は、現実ではなかなか味わえないであろう快感だと思います!(笑)
キャラクター個別のルート、とくに遊くんに関して言えば、彼は表面上では分からない重いものを背負っています。
その中で懸命に生きようとする遊くんには勇気づけられますし、きっと惹かれていくことでしょう。
各キャラクターの魅力を、たっぷり感じていただきたいと思います!