異様を放つ、白いベイザル。
ベイザルは、産みの親であるアグレッサーによって遺伝子レベルで短命にデザインされているとされ、
その証拠にテロメア(細胞分裂の回数を制限するタンパク質)は非常に短い。
それから推定される寿命はウサギほどしかないという。
しかしその説は、この個体によって覆るかもしれない。
元々ベイザルが地球上の多様な遺伝子を複合して人工的に作られたためかこの個体は、
まるでロブスターのようにテロメアを修復する能力を持っており半永久的に生き続ける事ができるという。
この驚くべき能力が予めアグレッサーに仕組まれたものなのか、あるいは生物が持つ生きようとする力が発現させたものなのかは定かではないがこの人工生物が永遠の孤独を生きていくのだと考えたときに、言えることは一つ。
前者ならば哀れであり、後者ならば…やはり哀れだ。
※ベイザル・変異種は追加ミッションパック「ゴールデンストーム」のみに登場する敵キャラクターです。